二人して母に

 

 

 

 

 

晴れ、のち曇り。27度。

7時に起きる。

朝餉は、メロンとりんご、トマト・キュウリ・ワカメの酢の物、卵焼き・小魚の一夜干し、味噌汁(油揚げ・豆腐・玉葱・人参・薩摩芋、エノキ)、ご飯。

姉とバスに乗って病院へ。わずか15分の面会。母は酸素飽和度も改善し、脈拍も尿の濁りも取れたけれど、二酸化炭素の排出がうまくいってないらしい。

お医者と話す。挿管して胃瘻して、という延命はするつもりがないこと。できれば自宅で看取りたいということを話す。母は僕の顔を撫で回す。嬉しそうに。混濁していた意識が戻っている。姉はそんな母の顔を見たことがないと言う。

回復した母を見て、姉はまた迷っている。

入れ歯を付けていないので何を言っているのかほとんどわからないのだが、こちらのことを心配しているらしい。幾つになっても、母は母なのだ。

そのままバスに乗って帰ってきた。

寝不足の姉は少し寝る。

夕餉は、メロン・さくらんぼ、ささげ豆の胡麻和え、アスパラガスのマヨネーズがけ、肉じゃが、味噌汁(油揚げ・豆腐・玉葱・人参・ネギ)、干しエビの混ぜご飯、ウィスキー。

au回線は回復せず。