言い訳ナシ

 

 

 

 

 

 

降ったり止んだり。9度。

8時に起きる。

朝餉は、味噌汁(玉葱・人参・蕪・油揚・豆腐・水菜)、ポークカレー、柿、コーヒー。

 

映画は、アントニオ・カンポス監督の『悪魔はいつもそこに(原題:The Devil All the Time)』。

夕餉は、魚肉ソーセージやツナ缶をつまみにしてご飯、ウイスキーオンザロック、コーヒー。

映画は、今泉力哉監督の『愛がなんだ』。原作は角田光代。主演の岸井ゆきのがいい。原作は未読だが、映画はよかった。笑って観続けられたのは、主人公の恋愛が無条件の恋愛だったからである。盲目でなくしてなんの恋愛かと思う。爽快なまでに没入していくその姿が心地良かった。周囲の人々は、その姿が愚かに見えるし、ひょっとしたら後で気づくかもしれないが、ある意味では羨ましい。

主人公は、愛とはと説くような周囲のお節介たちに「愛がなんだっていうんだ」という。「理屈こねやがって、バーカ」と。

苦しいとか、やってられないとか、寂しいとか、そういう途中経過で立ち止まっているような条件付き恋愛ではない。だから、恋愛が自分の中でいつの間にか終わっていても気づかない。それくらい没入している。

これを爽快と言わずして、なにが爽快かと思う。笑ってしまうのは、それが無条件だからである。

妻が戻る。駅まで迎えに行く。妻とずんだ餅、アールグレイ。

 

 

 

 

 

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