要らない物事を消していく

 

 

 

 

 

 

 

雨、夜に上がる。8度。

8時に起きる。

朝餉は、冷奴、納豆、大根・人参の生姜風味の煮物、ウインナーソーセージと卵焼き、味噌汁(大根・人参・シメジ・油揚げ・豆腐・葱)、ご飯。食後にコーヒー、クッキー、柿。

今の自宅も含めてだが、ソファーのない暮らしを考えている。椅子とテーブルだけのリビング。ついでにベッドも要らない。その代わり畳のスペースを暮らしの中心に持ってくる。寝室を取り去ると、暮らしの定義が変わる。

重くて移動できない家具を減らす。そこから広げていく暮らしの有りようがある。

大きな仏壇の廃棄が、さまざまなことを考えるよすがになった。大袈裟にいえば、心がまえと言ってもいい。死にたいする心がまえと言い換えてもいいこと。

長生きの秘訣とか、明るい老後とか、世間に喧伝されることを信じない。2000万円が必要なのではなく、金が無くなったらその時が死ぬ時なのだと定める。世間で言われていることのほぼすべては間違っている。

動けなくならないように足腰を鍛えるのではない。必ず動けなくなる、その時が死ぬ時なのだと定める。それを、暮らしの中心に据える。家をそういう物事の器として捉える。

生きることより、静かに死ぬことを考えたい。

夕餉は、大根・人参の煮物、肉じゃが、味噌汁(玉葱・人参・シメジ・油揚げ・豆腐・葱)、ご飯、ウイスキーオンザロック。食後にほうじ茶、煎餅。