なぜデジタルは汚いのか

 

 

 

 

 

雨、のち曇り。25度。

6時に起きる。

コーヒー。

iPhone12を使っている妻が、5Gをオフにする場所がわからないと嘆く。

AppleOSは、いつの間にか、迷宮の森になっている。UIのガイドラインの厳密さがウリだったのに。

この世界は、薄汚れたデジタルデバイスで窒息してしまいそうだ。

昼餉は、レタス・トマト・チーズ・リンゴジャム・オリーブオイル・クレイジーソルトを挟んだ全粒粉パン、カフェオレ。

妻のワクチン接種予約を2人して。9月3日に取れたのは駅前の医院。対象者は大幅に増えたのに、予約数は逆に少ない。

前回の時に感じたけれど、予約受付するネットのUIデザインがひどすぎる。ふた昔前でもこんなデザインはなかった。クリックできる箇所がわからない。肝心の数字が小さい。ガイダンスがない。統一したデザインがどこにも見当たらない。

入札に当たって、どんな基準を当て嵌めて業者選択をしたのだろう。役所と利用者をつなぐものは利便性くらいだろうに。

プロシージャやUIが極端にひどいものだったマイナンバーカードの申請デザインといい、役所の仕事には言葉を失う。今日の感染者数がすぐわからない発表ページには悪意さえ感じる。

LINEの薄汚いUIで不感症になった人々には、どうということもないのかもしれないけれど……

本来ならそういうことをチェックする役目を担っている議員は、なぜ指摘しないのだろう。行政を取り巻くそういう不感症がこの国を疲弊させていく。

夕餉は、トマトとキュウリのサラダ、冷奴、ツナ、夏野菜の中華炒め、ご飯、冷たいほうじ茶、アイスコーヒー。

妻とビデオ会話。最近は時事放談の様相。