ふと思う

 

雨、のち晴れ。11度。風。

7時に起きる。

朝餉は、キャベツ・グリーンレタス・大根・シーチキン・カニカマのサラダ、味噌汁(大根・人参・カボチャ・ネギ・豆腐)、フレンチトースト。食後にコーヒー。

メイ・サートンの本を経由して、フロリダ・スコット・マックスウェルの引用——

「私は他人を観察しますが、そこで経験するのは自分自身です」

 

借りた本の頁に、お菓子のクズが挟まっている。次の借り手が同じ気持ちにならないよう、栞でこそぎ取りながら頁をくる。無頓着な人が、自分に気づく日が来るといいけれど。

昼餉は、キャベツとベーコンのパスタ、コーヒー。

そんな調査結果があるとは知らなかったのだが、職種による信頼度で、もっとも低いのは政治家と役人だという。国会中継を見ていると、天下国家を口にしている。ただただ驚く。

念仏を唱えるのは、声を出すと身体にいいからだと言った坊さんがいる。教えを口にしない。意味を説くこともない。彼は不真面目だろうか。

この時期に夜中まで銀座で飲食する議員と一緒くたにされるのははなはだ迷惑だと、他の議員が言う。そんなことを国会の場で吐露できるのは、国会議員ならではだが、彼女に自覚はないように見える。

夕餉は、二人して抜く。16時間を白湯だけ。空腹感はないが、口は寂しい。このあたりの微妙な感覚に、脳の巧妙さを垣間見たり。

大部分の人は、友人に政治家はいないだろうな。