熱狂するわけ

 

晴れ、のち曇り。30度。

7時に起きる。妻は新聞を買いがてら散歩へ。

朝餉は、キュウリ・竹輪・カニカマの酢の物、厚揚げの揚げ出し豆腐風、シーフードとキャベツ・パプリカ・人参のオイスターソース炒め、味噌汁(人参・玉葱・エノキ・小松菜・豆腐)、玄米ご飯、麦茶。

札幌の姉からトウキビ、ラム肉、利尻昆布が送られてくる。礼の電話。かえって気を使わせている。両親は相変わらずとのこと。

NHKの将棋と囲碁トーナメント。藤井棋聖が1回戦に登場。このトーナメントでは、藤井さんは良くて2回戦止まりだったのだ。今日は、角打ち込みから玉頭を崩して鮮やかに指し切った。後半へ向けての読み筋が他棋士とは一味も二味も違う。懐へ飛び込み、相手に攻めさせる。我慢するところ、転じるところの潮目がありありとわかる。

若いという特権があるなら、彼はそれをしっかり行使している。だが、それだけではないことが伝わってくる。対局相手の先にAIを見据えている。そんな気がする。解説の谷川九段が言っていた、恐ろしいまでの終盤の読みの確かさという言葉。谷川さんは滅多に使わないと思う。

昼餉は、送られてきたトウキビ、菓子パン、麦茶。

4キロをジョグ。目に見えて火に焼けていく肌。

庭に除草剤を撒く。下笹の根に届くことはあるだろうか。

目の前の梅の木で突如としてセミが啼きはじめる。気分を高揚させるけたたましさ。余生の短いぶんだけ、漲っている。

夕餉は、キュウリ・カニカマの酢の物、赤ワイン漬ロースラム肉の野菜炒め、味噌汁(人参・玉葱・エノキ・小松菜)、玄米ご飯、モヒート、麦茶。食後にシュークリーム。

夜風にほんのすこしの涼し気。追いかけているうちに睡魔。