どうでもよくなること

 

曇り、ときどき日差し。9度。

9時に起きる。

朝餉は、ミルク、ソーセージと目玉焼き、トースト、コーヒー。

髪をカットして気づく。白髪が増えるにつれ、腰がなくなり、心なしか地肌が透けて見える。

昼餉は抜き。

老いは、ある日、気づく。その頻度が短くなる。

夕餉は、レンコンの挽肉揚げ、豚肉と野菜のオイスターソース炒め、味噌汁(人参・玉葱・ネギ・エノキ・大根の葉・豆腐)、玄米ご飯。

女房が電車で戻る。

それが毎日になり、そのうちどうでもよくなる。

老いは、無頓着になることだ。

鷹揚ではない。頓着しないのだ。