戦いの歴史

 

晴れ、のち曇り。16度。

7時に起きる。

朝餉は、ピザトースト、味噌汁(大根・玉ねぎ・白菜・油揚げ・豆腐)、バナナとりんご。食後にコーヒー、チョコレート。

ヴァレンタインのチョコレート、妻より。

NHKの将棋と囲碁のトーナメント。

ぐんぐん気温が上がって、妻は庭掃除。芙蓉の木から新芽が育たない。妻は黙っているけれど、僕は言葉もない。

昼餉は、抜き。

妻と長浜の住宅展示場へ。僕らは住宅性能についてどんどん懐疑的になっている。断熱効果を謳うほどに、カビとの戦いが無視できなくなる。その両方に払う金の歴史が住宅の歴史なのかもしれない。24時間床暖房、PM2.599パーセント防御、大きなパントリーやシューズクローク・ファミリークローゼット、回遊型アイランドキッチン、三重窓、中庭——これらのキーワードが20年後に当たり前になっているのだろうか。

妻は、相変わらず食傷気味で、逆にいえば、妻が納得できる言葉で家の性能を語ることは、今はまだ無理らしい。どのメーカーでも、どの営業氏でも、口が濁るところがあって、その先はなんだか闇らしいよ、と僕らは語り合いながら帰る。

夕餉は、コロッケ、納豆、ゴボウとコンニャクの甘辛煮、小魚の佃煮、味噌汁(大根・人参・玉ねぎ・モヤシ、白菜・豆腐・アオサ ・油揚げ)、ご飯。食後に紅茶、チョコレート。

庭のスイセンが、咲き始めた。

 

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