忍び寄るものごと

 

 

 

 

 

 

晴れ。13度。

7時に起きる。

朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(キャベツ・大根・大豆煮・カニカマ・バジル)、ウィンナーソーセージと目玉焼き、味噌汁(シメジ・ネギ・人参・油揚げ・豆腐・大根)、バタートースト、アールグレイ。

妻と夕方までずっと話し込む。

昼餉は抜き。

テレビのさまざまな事件やら事故を見ていると、どこか非現実的なことと思っている。それが我が身に降りかかることを想像することは滅多にないけれど、現実には隣り合わせなのだ。自分のことは自分で護る。ごく当たり前の心構えなのに、それをどこかへ置き忘れている。ある日、それを痛いほど知ることがある。

姉から蜂蜜漬けの梅干しが届く。叔母からの贈り物が転送されてきたのだが、不揃いとはいえ酸味が食欲を誘う。細かく刻んでサラダドレッシングに使うとグンと深みが出る。

数日来、日本海側と北海道は大雪に見舞われている。姉に礼の電話をしたら、実家のあたりは幸いなことに少ないという。姉の声は元気そうだったが、両親が他界して以来の一人暮らしのことを思う。そばに居てやりたいけれど、姉弟なのにギクシャクしてしまう。

そんなことは言ってられないかもしれない。自分の妻を見るにつけ、そう思うのだ。

夕餉は、味噌汁(シメジ・ネギ・油揚げ・豆腐・人参)、ホワイトソースのシチュー、ウィスキー・オンザロック。