背負うのも一興

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

晴れ、のち曇り。36度。

7時に起きる。

朝餉は、サニーレタス・キャベツ・キュウリ・大豆煮・トマト・カニカマ・バジルのサラダ、味噌汁(小松菜・シメジ・キャベツ・油揚げ・豆腐・玉葱・人参)、食パン、アールグレイ。食後にコーヒー。

パスタにしても100グラムは多いと感じる。ご飯もしゃもじに軽く1杯。6枚切りの食パンも1枚でいい。おかずも一人前を妻と半分に分ける。胃袋が小さくなった。満腹になると胃がもたれる。

昔の人は、死が近づくと摂取を落として、身体を干からびさせていった。自らをミイラ化させたらしい。死を悟ったわけではないけれど、食欲が落ちるとそんなことをぼんやり考える。

美味いものをたらふく食べたいという欲求がない。変わり映えしない献立が続いてもいっこうに困らないのだが、妻には変化に富んだものをと考えないではない。

昼餉は、ミルクをかけたオールブラン。

妻に又姪から電話。舞台で劇を演じる実行委員になったとか。5人で演じる脚本を8人用に膨らませられないかという相談。締切は週末らしい。

今どきの中学生は礼儀がわからないのだろうか、と妻がこぼす。いきなり電話で助けてくれもない。

もともと、ちょっとぶっきらぼうな子なのだ。きっと追い詰められて、ギリギリになって電話したのだろう。無理だと突き放せばいい、と言いそうになって口を閉じた。

難儀なことを背負うのもたまには刺激だ。

夕餉は、玉葱・人参・竹輪のかき揚げ、レタスとトマトを添えた鶏胸肉の唐揚げ、ざる蕎麦、赤ワイン。

妻は深夜バスで名古屋へ、名古屋駅から東海道線米原へ。戻りは来週前半。