汗だくに

曇り。30度。台風が日本海を北上する。
六時過ぎに起きる。
朝餉は、みそ汁(人参、玉ねぎ、ジャガイモ、小松菜)、ベーコンと目玉焼き、トースト、ミルク、コーヒー、ルイボスティ。
ダイナミックレンジの狭い六十年前のレコードを聴くには、どうしたって大きなスピーカーが必要だ。音圧レベルは、最低でも91デシベルは欲しい。ハーマン・カードンの今のパワードスピーカーだって95デシベルは出るのだ。これだけは譲れない。ちょっと年季の入って腰がくたびれた、15インチのウーファー・スピーカーが手元にあればと強く思う。それに似合うちょっと古いA級アンプがあればなおいいが、なんにせよこの家ではダメだ。
昼餉は、食パンとミルク、煎餅二枚。
6キロをジョグ。台風のせいで真夏日となり、汗が流れる。
女房からLINE電話があり、1時間ほど話し込む。他愛のないことを延々と。ちょっと塞ぎ気味の女房にとっても、そんな話し相手はそうそういないらしい。バーボンをちびちびやりながら話を聞いていた。
バーボンといえば、使っていたグラスが欠けてしまい、この家には代わりはもうない。どうしたものかと思案していたところだった。女房に適当なのを持って来てもらうことに。
夕餉は、サンマの塩焼き、みそ汁(人参、玉ねぎ、ジャガイモ、小松菜、豆腐)、玄米ご飯、ルイボスティ、コーヒー。今年のサンマは実に安い。
米原の子供歌舞伎の曳山が宵宮を迎えている。跨線橋を渡って、曳山が西町に引かれてくる。若者たちのエッサァ、エッサァの声が闇にこだましている。
義母が楽しみにしていた祭りだ。