溶けていく記憶

 

 


曇り、のち晴れ。32度。
7時に起きる。
朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(リーフレタス・トマト・キャベツ・キュウリ・バジル・カニカマ・大根)、味噌汁(大根の葉・シメジ・人参・大根・油揚げ)、ピザトースト、アールグレイ。食後にコーヒー、クッキー。
妻はクワイアの稽古や打ち合わせ、シニアグループのアテンドに。夜遅くに戻る。
理容院へバイクを漕ぐ。いつものツーブロック。自転車屋でタイヤにエアーを足してもらう。
昼餉は、ミルクをかけたオールブラン、菓子パン、アイスコーヒー。
ジョギング、5.21キロメートル、最大心拍数130bpm、最高速度7.5kph。公園は静まりかえっている。蝉の声もまだ聞こえない。暑さはこれからなのに汗は容赦ない。身体は溶ける寸前のよう。
リビングを除湿モードにしてひと心地。映画を観たのに、それが記憶から見事に消えている。ただひとつのイメージは、四人家族が海岸で寝そべっていると末娘が海の向こうからやってくる大型タンカーがいよいよ大きくなってきたと母親に告げるシーン。日常に潜む不条理が戦争によって端緒をひらいていく。サム・エスメイル監督の『終わらない週末(原題:Leave the World Behind)』のシーンだった。ジュリア・ロバーツとイーサン・ホークが夫婦を演じている。去年の暮れに観ていたことをなんとなく覚えているのに、さっき観た同じ映画のほうは消えかかっている。
夕餉は、レタスとトマトのサラダ、鯖の味噌煮、味噌のカップ麺、玄米ご飯、ウィスキー・オンザロック。食後にコーヒー、アイスクリーム。
短い梅雨が農作物に影響を与えている。北海道もこのままだと梅雨と無縁でいられないらしい。