詩人のことば

 

 

 

曇り、日差しあり。28度。
7時に起きる。
朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(レタス・トマト・キャベツ・大根・バジル)、味噌汁(スナップエンドウ・小松菜・豆腐・ウリ)、卵サンドイッチ、アールグレイ。食後にコーヒー、クッキー。
シンボルスカの詩『終わりと始まり』から最初の8行——

 戦争が終わるたび
 誰かが後片付けをしなければならない
 物事がひとりでに
 片づいてくれるわけではないのだから

 誰かが瓦礫を道端に
 押しやらなければならない
 死体をいっぱい積んだ
 荷車が通れるように

昼餉はポップコーン、アイスコーヒー。
ジョギング、7.51キロメートル、最大心拍数141bpm、最高速度8.3kph。
シンボルスカの記念講演から冒頭の一部を抜粋——

 スピーチはいつも最初の一言がいちばん難しいといいます。でも、それはいま済ませてしまいました……。とは言うものの、その次の一言も、三番目のも、六番目のも、難しいという感じがします。そして結局、最後の言葉にいたるまで。というのも、ここでわたしは詩の話をすることになっているのですから。この主題について自分の意見を述べたことはめったに、いや、ほとんどまったくありません。そして、そうしようと思ってもあまりうまくできないと、いつでも思い知らされてきました。ですから、きょうのわたしのお話もあまり長いものにはならないでしょう。どんな不出来なものでも、量をちょっぴりにして差し出せば、我慢しやすくなるものです。(後略)

そして彼女は、この後に続くいくつかの示唆とともに「わたしは知らない」という小さな言葉の強力な翼の意味について印象的でわかりやすいことを話す。
夕餉は、インゲンの胡麻和え、ポテトサラダ、妻の作った韓国風海苔スープとそぼろ・ニラたっぷりのビビンパ、ウィスキー・オンザロック。食後にコーヒー、かりんとう。