確かな存在

 

晴れ、のち雨。9度。北風。

8時に起きる。

朝餉は、キャベツ・グリーンレタス・大根・コーン・カニカマのサラダ、目玉焼きとベーコン・竹輪、味噌汁(大根・玉ねぎ・人参・カボチャ・ネギ・油揚げ・豆腐)、トースト、バナナとリンゴのヨーグルトがけ。食後にコーヒー。

必要最低限のモノで暮らしている若者は、テレビもスマホも必要とせず、ラジオで音楽や世間のことを知り、クルマはもちろん持たず(免許すらないらしく)、譲り受けた古い自転車に油を刺し、小さな冷蔵庫があればいいほうで、わずかな服、わずかな靴、わずかな未来を携えて、ひっそり暮らしている(意識せずともそうなっている)。

他人と比べたり、高望みしたりせず、自分でできることはやるように心がけ、時間と金が許せば人助けにも出向く。温暖化を憂い、コロナで仕事を奪われもする。友は近くにおらず、遠くから届く葉書には元気と伝え、何事もコツコツだがそれをコツコツだと思ったりもしない。

普通とか、普通じゃないとか、そういう判断はしない。悲観したり、楽観したり、運不運をあれこれ思わない。そういう若者が、若者の一定数を占めるようになって久しい。

彼らに、幸あれと願う。

その数が増えればいいな、と思う。

昼餉は、ゴボウとベーコンのサンドイッチ、コーヒー、ミルクをかけたシリアル。

ジョギング、9.33キロ。伊吹山頂にかかる雲が、南側へ流れ落ちている。

運河のほとりを走っていると、ヒヤシンスの香りに包まれる。背筋が伸びる。

夕餉は、大根・カボチャの煮物、キャベツ・シメジ・カニカマ・竹輪の中華炒め、味噌汁(大根・玉ねぎ・人参・ネギ・油揚げ・豆腐)、ご飯。食後にアップルティー、パウンドケーキ。