メナヘム・プレスラー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨。22度。

7時に起きる。

朝餉は、レタス・コーンのサラダ、中華スープ、レタスとハムのチャーハン。食後にコーヒー。

レタス玉と格闘する。冷蔵庫をチェックするとか、スマホで買う前に確認してくれたらと思うが、妻は安いとつい手が伸びてしまう。

ま、僕だって同じようなものだけれど。

昼餉は、ミルクをかけたシリアル、コーヒー。

NHKの囲碁トーナメント。酒井佑規4段が結城聡9段を1目半差でくだす。どちらに勝敗が転んでもおかしくない流れが最後まで続く。ハラハラの連続。

夕餉は、納豆、小松菜のお浸し、きんぴらごぼう、玄米ご飯、赤ワイン。

深夜に近いEテレのクラシックアワーで、メナヘム・プレスラーさんの最後の来日コンサートを聴く。90歳を超えてたはずだが、ドビュッシーが紡がれていくときの相互の音の関連性の見事なこと。音が一幅の音楽へと育っていく、その瞬間が次から次へとあらわれては消えていく。

こんなピアニストはもう出てこないと思う。先月、99歳で召された。残された名演は、分けてもボザール・トリオで聴くことができる。そうそう、モーツァルトのソナタのチャーミングなこと、この上ないのだった。

妻が戻る。声を張り上げ、ハーモニーを奏で、波動に包まれた、そんな顔をしている。