晴れ。10度。
7時に起きる。
朝餉は、雑煮、お節の重、コーヒー。
妻と初詣。そばの熊野神社へ。行列は例年と同じくらい。詣ってから、持参した札をお焚き上げに。神宮大麻と八咫烏の鈴を新たに求める。鈴を手にしてやっと落ち着いた。
小さな鈴くらいのことで、と思う。だが小さいからこそ狼狽える、そのことが及ぼすのはカタチの大小と無縁のことだ。おみくじを引いて、強い風が吹くなかを帰る。
伊達巻きをさらに1本作って重箱へ。大きな簀巻きは台所のどこかに眠っている。
昼餉は、キツネうどん、お節。
石川県で大きな地震。輪島で大火。
この国は、天変地異にさらされ続けている。四季があって美しい景色のある一方で、どこまでも容赦ない。
ともすれば、光を見失う。言葉がない。
夕餉は、納豆、お節、味噌汁(シメジ・蓮根・人参・油揚げ・豆腐・ネギ)、玄米ご飯、赤ワイン。食後に花林糖、白湯。