前倒しの夏

 

 

 

 

 

 

雨、のち曇り。21度。

7時に起きる。

朝餉は、ワカメとキュウリの酢の物、インゲンと竹輪の胡麻和え、麻婆茄子、味噌汁(ナメコ・油揚げ・豆腐・玉葱・人参・ネギ)、ご飯、ヨーグルトをかけたキウィとメロン。

この家の包丁が切れないので、KAI印のペティを1本求めた。自分用だ。それと卵焼きなんかに都合のいい小さくて四角いフライパンも我慢できず。一人分の料理ならこれで十分だ。

妻に代わって料理をはじめてから、自分の包丁は初めて。そんな身分じゃないのはわかっている。よそさんの道具をきれいに使わせてもらってなんぼなのに……。

病院へ電話。母のバイタルは安定している。目に見えない二酸化炭素濃度は誰にもわからない。朝餉は完食、昼餉は7割ほど。話しかけても返事はないが、それでもご飯は食べているという。

電話での問い合わせは受け付けないというが、かまわず電話している。もっとも、午前中だったのを午後にした。受話器の向こうから伝わってくるバタバタ感は午前の方が高そう。看護師の声も午後は心なしか落ち着いている気がする。

姉の早い夕餉は、姉が作って食べた。何を作ったか、神のみぞ知る。

夕餉は、麻婆茄子の残り、鶏胸肉のソテー、ジャコをのせた卵かけご飯、ウィスキーのトワイスアップ。

妻から送られてきた写真に百日紅の花が。8月から咲いていた気がする、と妻。