暢気なのだろうか?

 

おおむね晴れ。23度。

7時に起きる。

朝餉は、味噌汁(玉葱・人参・エノキ・ネギ・カボチャ・油揚げ・豆腐)、卵サンドイッチ、蜂蜜とヨーグルトをかけたリンゴ。食後にコーヒー、クッキー。

岳父の庭で剪定。高枝切り鋏にノコギリ、刃渡り40センチほどの大振りのハサミ。除草剤も撒く。

ツツジの花はもって来週頭くらいか。名も知らぬ花がつぎつぎと出番を待っているが、うっかりすると玄関脇の紫陽花が僕らの関心を奪ってしまう予感がある。

冷静さを取り戻しつつあるマルハナバチたち。枝を詰めていると、それでも、彼らが威嚇してくる。

——まだ残ってるだろ! 花粉が‼︎

羽音は、そんなふうに聞こえる。

庭を作るにあたって、岳父は主役をツツジに据えようとした。今となっては、そういう意図がはっきり伝わってくる。4月末から5月あたまの狂騒に、岳父は何を求めたのだろう。

咲き誇ると同時に、僕は枯れはじめの姿を思い描いてしまう。その煩わしさが、花の美しさを邪魔する。美しさを耽溺できるヒトはマルハナバチのようだ。少し、羨ましい。

昼餉は、焼きそばのカップ麺、鳥の唐揚げの残り、クッキー、クルミの実、紅茶。

今年の連休は、晴れと雨が交互に来る。五月晴れという言葉に焦れる。

僕ら夫婦は、マスクを忘れて外へ出る。うっかりする。途中で気づいて、引き返したり、戻ってそのまま家で過ごすこともある。

身についていないのだ。家にこもっているという実感もないのに、ついマスクを忘れる。たいていは、玄関で気づく。妻は下駄箱の上に常備している。

帰ったら手洗いして、うがいして——そんなことはやらない。テレビを見て、数字を見て、怯えるでもなく、憤るわけでもなく、ただ眺めている。

夕餉は、コロッケ、大根・人参の煮物、イワシの蒲焼、味噌汁(玉葱・人参・エノキ・ネギ・三つ葉・油揚げ・豆腐)、玄米ご飯。食後に芋けんぴ。

 

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