あちらとこちら

 

晴れ。17度。

7時に起きる。

朝餉は、白菜・豚コマの中華炒め、大根とカボチャの煮物、ホタテ・サーモンの刺身、味噌汁(ジャガイモ・大根・人参・大根の葉・油揚げ)、ご飯、お新香、柿・リンゴのヨーグルト掛け。

父の死について、少しずつ食卓で話すようになった。この家族にして、大いなる前進かもしれない。

死が身近にあると落ち着く。それを、憚ることなく話し合うことで、さらに落ち着いていく。自分の死もぼちぼち語る、どうして欲しいとか、どうしようとしているとか。

昼餉は、母は菓子パンとぶどう、豆乳。

姉を乗せて病院へ。甲状腺の定期検診。

病院の近くのホームセンターで、ゴミ収集ボックスの助成金をもらう準備を。

妻とメッセージのやりとりをしていると、存在がずいぶん遠くに感じる(実際、遠いけれど)。どちらかが死んで、それでもメッセージだけは使えるとしたら、今みたいな感じを味わうのだろうか。

――おはよう。こっちは晴れるよ

――おはよ、こっちは雨だわ

晴れてるからといって、そこが天国とはかぎらない。

だが、やりとりができるなら、どこだってかまわないと思ったり。

夕餉は、握り寿司、朝の残り、お新香、番茶。