最初のステージだけなら☆5

晴れ。9度。
7時過ぎに起きる。
朝餉は、バナナとリンゴ、みそ汁(大根、人参、カボチャ、玉ねぎ、揚げ、豆腐)、ポークカレーの残り、コーヒー。
家の掃除。どこへ行っても同じようなことをしている。
8年前に買った11インチのMacBook Airを買い取り屋に持っていく。査定の結果は明日に。片付けられるハードウェアも残り少なくなった。
昼餉は、フードコートでシャケのおにぎりとローストビーフのサラダ、コーヒー。
女房と映画館へ。ブライアン・シンガー監督『Bohemian Rhapsody』を観る。あまり期待してはいなかった。前評判はQueenを知らない世代の声だろうと。でも、そこそこの出来。特に若い世代には不評らしい前半の、バンドと出会ったあたりのステージ、特にKeep Yourself Aliveがよかった。ドライブしてジャンプするバンドのリズムとボーカルの響き。これは愉しめそうだと思ったら、バンドのノリはそれから鳴りを潜めてしまった。そしてそれは、band-aidまでついに変わらずじまいだった。物語の出来なんてどうでもいいから、ロックバンドのドライブ感が音に出ていれば合格だと思っていた。
夕餉は、キムチ鍋、ご飯、赤ワイン。
女房はいたく感心していた。泣いたと。フレディ・マーキュリーの孤独と純粋さが伝わってきて、思わず落涙したらしい。度重なる主役交代で頓挫しそうになったこの映画は、ラミ・マレックによってやっと日の目を見た。
結局のところ、それが何よりだったのではないかと思う。
ブライアン・メイロジャー・テイラーがフレディをどう見ていたのか、この映画を見ながらちょっと複雑な気分になった。