秘すれば時

曇りのち雨。
六時に起きる。
朝餉は、キャベツと白菜、カボチャ、シメジ、ハム、竹輪の卵とじ、味噌汁(大根、人参、葱、豆腐、油揚げ、エノキ)、トースト、ヨーグルトと蜂蜜のバナナミルク、杜仲茶
女房の出勤日でお弁当を。
僕は先に出社して昼前にいったん帰宅。義姉が留守番をしてくれたが訪う客はいなかった。仏壇の前でしばし義母の昔話を聞く。国鉄の交換手をしながら、妹や女房を育てたことなど。
昼餉は、カレーの残り、弁当おかずの残り、義姉のポテトサラダとしみ豆腐、杜仲茶
一人と孤独は違うし、働くということは誰かを助けることではなくて、誰かに助けられていることに気づくことだ。誰かと交わることで得られることは、座学で得られることとは別の気づきをもたらす。当たり前のことだと思っていると、そこに潜んでいる花を見落したことにさえ気づかない。誰かに及ぼされたぶんと同じ量を誰かに及ぼしている。その相互作用が体を健やかにしている。そのことに気づかないでいると、ヒトは病んでいく。
夕餉は、義姉のおかず、常夜鍋、炒飯、杜仲茶
毎日が判で押したように過ぎていくと言うヒトがいる。毎日という連続で時間を捉えている。そういうヒトが、往々にして目標を立てたりする。
運転していると、こっちが近道だと教えられる。往来の少ない細い道路に入る。後日、混んでいる目抜き通りを走ってみる。到着時間はほとんど変わらないのに、なぜ隘路を選ぶのだろう。