数は一定でかまわないから

 

 

 


曇り、夜に雨。24度。
7時に起きる。
朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたバナナ・キウィ、サラダ(レタス・リーフレタス・キャベツ・ミニトマト・マカロニサラダ・大豆煮・チーズ)、味噌汁(エノキ・蕪の葉・油揚げ・豆腐・玉葱・人参)、卵焼きとハムのトーストサンドイッチ、ルイボスティ。
NHK囲碁トーナメント。ひさしぶりに聞く混じり気のない石の打ち音。碁石をそっと置いていく若い棋士とは正反対だ。依田紀基9段の姿は何年ぶりだろう。その音が運命の鼓動のようでいつのまにか寝ている。目が覚めたのは対局が終わってから。AIは中盤すぎまで本木克弥8段を不利としていた。ワイシャツの襟元が右手前になっているようなネクタイのあたりを見ていると、依田さん、またギャンブルなんかに入れ込んでるんじゃなかろうかとおもう(いっこうにかまわないけどね)。AI相手に夜を昼になしているとしたら、それはそれで彼らしいけれど。
昼餉は、ラスク、カステラ、ルイボスティー。
気温が上がるにつれ、レゲエが増えてくる。インナー・サークル、バーニング・スピア、 トゥーツ・ヒバート、バニー・ウェイラーをジミー・クリフやボブ・マーリーに混ぜ込んで聴いている。今年はモヒートで乗り切ってみたい。
夕餉は、納豆、オクラのおかか和え、かき揚げ(玉葱・人参・ジャガイモ・竹輪)、味噌汁(蕪の葉・エノキ・シメジ・油揚げ・豆腐)、玉子丼、ウィスキー・オンザロック。食後にルイボスティー、小豆団子。
聖人を知らない。見たことも触れたこともない。普通の人ならたくさん知っている。彼も彼女も聖人じゃない。世に悪態をついて、心ない行いを呪い、たまに法にふれる。心のありかを知らないが、哀しいときにどこが痛むのかくらいわかっている。
聖人なんかいなくたっていっこうにかまわない。だが、普通の人は減らずにいてほしい。むやみと増えなくてもいいから。