黒猫の中にいる亡き夫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

曇り。30度。

7時に起きる。

朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたバナナ、レタス・キャベツ・キュウリ・大豆煮・トマト・バジルのサラダ、味噌汁(シメジ・小松菜・油揚げ・豆腐・玉葱・人参)、バタートースト、アールグレイ。

ジョギング、8.85キロメートル。三連休の初日、そこここでランナーとすれ違う。今さらだが、どなたも脚が軽い。

昼餉は、菓子パン、ミルクをかけたオールブラン、コーヒー。

映画を観る。アザゼル・ジェイコブス監督『French Exit(邦題:フレンチ・イグジット ~さよならは言わずに~)』。主演のミシェル・ファイファーが台詞の少ない老女を唇だけで演じている。余白が大きいので、さまざまなものが流れ込んでくる。その余白を恣意的に投げ出しているところがいい。

アメリカ資本の映画になってしまうと、こういう奥行きは許されない。

原作者のパトリック・デウィットはカナダの作家。ブッカー賞候補になっている。寡作な人で2冊が翻訳されている。

夕餉は、ナス・ズッキーニ・ハムのアーリオオーリオ・ペペロンチーノ、ウィスキー・オンザロック、コーヒー。