いい時こその試し

 

 

 

 

 

 

曇り、のち雨。18度。

7時に起きる。

朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたバナナ、ハッシュドポテト、味噌汁(ナメコ・小松菜・油揚げ・豆腐・玉葱・人参・ネギ)、トースト・野菜のフォカッチャ、紅茶。食後にコーヒー。

酒を求める。Teacher'sの『Highland Cream』。

店の棚に2.7リッター容器に詰められたこのスコッチ・ウィスキーが並んでいる。ハイボールにまつわるサントリーの商いは作物の刈り取りみたい。根こそぎという感じ。Highland  Creamの行く末よ。

昼餉は、ズッキーニとベーコンのアーリオオーリオ・ペペロンチーノ。

アーリオの塩梅でいつもの逡巡。今日は多すぎた。

ウィスキーは、時間からの贈り物だ。寝かせて姿を整える。注文があっても、無理はできない。日本のウィスキーは世界から殺到した時期に出荷を我慢できなかった。そのせいで起きたあれこれを僕らは忘れないだろう。日本のウィスキーは、身の丈を初めて知ったと思う。帳尻が合わない状況はずっと続いている。法外な値付けは、しっぺ返しがくる。

ディスティラリーの矜持は常に試される。いい時こそ、その試しはきつい。

夕餉は、妻の作ったもやしのナムル、鶏胸肉の唐揚げ、味噌汁(ナメコ・ラディッシュ・油揚げ・豆腐・ネギ・小松菜)、ご飯、ウィスキー・オンザロック。食後にクッキー。

肉を漬け込む際のニンニクと生姜の塩梅もちょっと違う。

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