幾千のことば

 

 

 

 

 

 

 

晴れ。17度。

7時に起きる。

朝餉は、冷奴、肉じゃが、鯖の味噌煮、味噌汁(玉葱・大根・人参・シメジ・油揚げ・豆腐・ネギ)、玄米ご飯、コーヒー。

梅の木の樹液を求めて、蜂が飛んでくる。

エナガの囀りが聞こえる。

手紙を3通。父の一周忌にお花をいただいた母方の親戚筋へ礼状。納骨の様子など。

昼餉は、マクドナルドでコーヒー、チーズバーガー。

妻と彦根の住宅内覧会へ。ずっとお付き合いしてもらっている工務店の社長さんに、そろそろ決めてはいかが、と笑顔で言われる。内覧会の招待状が届くたび訪れている夫婦は僕らくらいだと。

互いに笑い合えるのは、それくらいの関係になったということ。

夕餉は、冷奴、大根・竹輪・蒟蒻の煮物、豚バラ肉・ピーマン・ナスの味噌炒め、味噌汁(大根・玉葱・人参・シメジ・豆腐・油揚げ・ネギ)、玄米ご飯、ウイスキーオンザロック。食後にナッツ。

妻と話し込む。土地や家のこと。生まれ育った街に戻ってくると妻は落ち込む。ずっとその状態が続く。一方で、母親が遺してくれた家や土地を守らなければという想いもある。その狭間で彼女は揺れ動く。

心の持ちよう一つなのだけれど。そのことには触れず、受け皿になるようなことを話してみる。紡ぐ言葉より雄弁な何かがあれば、と思う。物事が熟すには時間が必要だが、それだけは伸ばしたり短くしたりできない。