ただの花

 

雨、夕に止む。12度。

7時に起きる。

朝餉は、レタス・キャベツ・大豆・コーン・カニカマのサラダ、味噌汁(玉葱・人参・エノキ・油揚げ・豆腐・ネギ)、卵サンドイッチ、リンゴ、紅茶。食後のコーヒー、チョコレートケーキ。

NHKの将棋と囲碁のトーナメント。秋山次郎九段が大差で負けるのを見ていて、昨年とその姿が重なった。そんな時期なのだろうかと。

勝つ人より負ける人の姿が残るのは、勝負事に限ったことではない。

昼餉は、妻の作ったチョコレートケーキ、シュークリーム。

滴に叩かれても、開いたツツジには雄々しさのようなものが感じられる。日照時間かなにか知らないけれど、背中を押されるようにして開いたら、冷たい雨だったのだ。

僕らの誕生だって同じだ。すべてはたまたまで、そこに何かの符号はない。意味も詩もない。ツツジは次々に咲いていく。僕らだって同じだ。

ただそれだけのことだから、花を見つづける。

どんなときに、どんなふうに開いたのか。どうなったのか。見ているものには、それも大した符号ではない。ひょっとしたら、詩を詠むかもしれない。

ただそれだけのことだ。

夕餉は、妻の作ったキーマカレー、クラフトビール。

キリンの新しいビール『Spring Valley』を飲んだ。泡が旨い。ふんわりしている。後味が爽やかだ。

夜になって冷気が入る。

 

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