ドキュメンタリーこそ

 

曇り、ときどき日差し。27度。

7時に起きる。

朝餉は、キャベツ・パプリカ・大豆煮・ツナ・カニカマのサラダ、クロックムッシュ、ルイボスティ。食後にコーヒー。

YouTubeを見ていて思うのは、ますます厳しい時代になるテレビのことだ。

「大学で勉強しなおそうなんて、もう思わないことにした」

妻が笑いながら言う。YouTubeが知的好奇心を満たしてくれるというのだ。その程度の好奇心なのか、と聞きそうになる。テレビはおろか、大学さえ脅かしつつあるらしい。

就寝前に見始めたら、2時間くらい経っていることが普通になってしまって、睡眠時間とともに僕は視力が低下している。

海外で生きる日本人の映像には、下手なドキュメンタリーには及びもつかない手触りがある。今日は、どんな1日だったのかな。軽い挨拶のような感じで、彼や彼女たちの映像を眺める。映像は巧妙に覆い隠したり、盛っていたりするけれど、透けて見えてくるものがある。

枕元の本がどんどん遠ざかっていく。我が家でさえそうなのだ。こいつは手強いな、と思う。

昼餉は、ざる蕎麦、アイスコーヒー。

撮影してエンコードしてアップロードするという手間隙は馬鹿にならないだろう。彼らを駆り立てているのは、もちろん副収入もあるだろうけれど、視聴者とともに時代を生きているという共感性も大きいのではないか。少なくとも、見続ける動機の大きな割合を占めているのは、その共感性だ。

制作者が長続きしないのは、追いかけてくる現実に時間を費やさざるをえないからだろう。

それに、YouTuberの消耗度合いは、彼らの想像をはるかに超えていそうだ。クォリティを維持しようと思えば、誰だって生業の壁に気づくと思う。

夕餉は、冷奴、野菜の中華炒め、味噌汁(人参・玉葱・小松菜・エノキ・豆腐)、キーマカレーの残り、ルイボスティ。食後にアイスクリーム。

 

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