言葉のあった場所

 

晴れ。17度。

7時に起きる。

朝餉は、りんご、キャベツ・大根・ツナ・大豆のサラダ、里芋とコンニャクの煮物、ソーセージと目玉焼き、味噌汁(人参・玉葱・サツマイモ・ズッキーニ・エノキ・小松菜・豆腐)、トースト、ルイボスティ。

女房と街を歩く。汗ばむくらい。

お香屋は定休日で、デパートに寄ったり。女房が探しているのは、仏壇の蝋燭の炎を消す小さな団扇(燈明消しと呼ぶらしいが)。このあたりでは手に入らない。彦根の仏壇通りなら、すぐだろうに。

昼餉は、オレンジ入りとクルミ入りの玄米パン、カフェオレ。

酒を求める。White HorseのFine Old。数多あるブレンデッドにあっては、キーモルトとしてラガヴーリンが味わえるウイスキー。700円台で売られるウィスキーじゃないと思う。

いずれにせよ、歌詞のない音楽はどこか哀しげだ。マイナスワンのような音楽を聴いていると思う。そこにあった言葉を求めて、僕らは執拗になぞろうとする。喪失した部分の大きさが、思いのほか大きいことに気づく。

もともと歌詞のない音楽には、満たされぬ想いが流れている。

夕餉は、りんご、キュウリとカニカマ・ワカメの酢の物、里芋と鶏ひき肉の餡かけ、豚バラ肉と野菜のオイスターソース炒め、味噌汁(人参・玉葱・サツマイモ・ネギ・エノキ・豆腐)、玄米ご飯、ルイボスティ。