巡り巡って、嘘っぽい

曇りのち晴れ。17度。
6時に起きる。
朝餉は、白菜と人参、竹輪と豆腐の煮物、みそ汁の残り、黒豆の納豆、玄米ご飯。
女房の出勤日でお弁当を。
母が女房にと渡してくれた金で、クッキーやらケーキをたくさん買って帰った。女房はそれを少しずつ食べるという。
脚本をアーロン・ソーキンが書いた米ドラマ『The News Room』を観続けた。主演のジェフ・ダニエルズは最初は良かった。僕が歳をとったので、直球の理想主義を掲げられると、血の気が引くように白けてしまう。若者だって今なら同じ感想を持つかもしれない。マスメディアの在り方を問う、どこの国でもドラマ化しそうなドラマではある。主人公が共和党党員というところがいかにもな感じで鼻につく。
電波をどのように使うのか−−日本でも今になって論じられつつある点について、このドラマはなかなかいい視点を提供している。公共放送のない国のイブニングニュースをどうあるべきか。正面から取り組んでいるようで、このドラマは理想主義に走っている。実は逃げ腰なのだが、それがわかるのは年寄りだけかもしれない。一方で、ヴィンラディンを殺害した日の国民の表情が画一的で、それはそれで面白かった。
昼食は、弁当おかずの残りとご飯。
こちらに帰ってきて、つい先日の退職時にプレゼントしてもらったウィスキーグラスをまた使いはじめている。薩摩切子はズシリと重くて、酒では埋めれらない間隙に入りこんで寄り添ってくれる。なんだか申し訳ないな、と思ったり。
夕餉は、ふろふき大根、豚肉とサツマイモ、玉ねぎの煮物、みそ汁(人参、大根、玉ねぎ、豆腐、白菜)、玄米ご飯。食後にクッキーとコーヒー。