難産のパワーズ

 

 

晴れ。12度。
7時に起きる。
朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたミカン、サラダ(サニーレタス・ベビーリーフ・トマト・キャベツ・大根・大豆煮・キュウリ・カニカマ)、味噌汁(サツマイモ・ナメコ・玉葱・人参・油揚げ・豆腐・大根・ネギ)、レタスと卵のトーストサンドイッチ、アールグレイ。食後にコーヒー。
図書館で取り寄せ書籍を受け取る。リチャード・パワーズ著、木原善彦訳『The Overstory』(新潮社)。もともとが4300円の本だが、古書で7000円を超えている。5年前の刊行だというのに書店に新刊在庫はない。そもそもパワーズの本はなかなか手に入らないという印象がある。比較的潤沢なのは処女作である『舞踏会へ向かう三人の農夫(原題:Three Farmers on Their Way to a Dance)』(みすず書房)くらいだ。それも文庫本が河出書房新社から刊行されてからだとおもう。パワーズは最初から難産だったのだ。翻訳刊行されたのは’85年に米国で刊行されてから15年も経ってからだ。版権を取得していた当時の福武書店が海外出版を打ち切って宙ぶらりんになっていた。現在はみすず書房と新潮社がおもな版元となっているけれど、この国でパワーズはけちがついたままのような気がする。
一方でこの国の小説は海外に読者を増やしている。どこの国も出版は苦しい状況だが、その中にあって日本の小説は根を張っている。アニメやコミックが先遣を務めているのは容易に想像できる。
ちょっと遅い昼餉をかねた夕餉は、冷奴、納豆、肉じゃが、味噌汁(シメジ・サツマイモ・大根・油揚げ・豆腐・人参・玉葱・白菜・竹輪)、玄米ご飯、ビール、ウィスキー・オンザロック。食後にコーヒー、かりんとう、甘酒飴。
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