大多数の主役たち

 

 

 

 

おおむね晴れ、夜にパラつく。29度。
6時に起きる。
朝餉は、ヨーグルトをかけたメロン・バナナ、サラダ(レタス・コーン・大豆に・グリンピース・チーズ・バジル・カニカマ)、味噌汁(油揚げ・キャベツ・玉葱・人参・シメジ)、卵トーストサンドイッチ、アールグレイ。食後にコーヒー。
妻は名古屋へ。クワイアの公演のバックアップ。ロールパンに卵を挟んで持たせる。戻りは月曜。
ジョギング、6.21キロメートル、最大心拍数140bpm、最高速度7.9kph。いつのまにか公園のキョウチクトウが咲いている。気づかなかった。
昼餉は、卵ロールパン、ミルクをかけたオールブラン・シリアル、コーヒー。
映画は、オリヴィア・ニューマン監督『ザリガニの鳴くところ(原題:Where the Crawdads Sing)』。原作はルーシー・アリバーの同名の小説。よくあるパターンの小説で目新しい仕掛けはどこにもないのだが、これは読んでから観るべき類いの作品かもしれぬ。
次は、ヨルゴス・ランティモス監督『女王陛下のお気に入り(原題:The Favourite)』。主演のオリヴィア・コールマンがアカデミー賞主演女優賞を取っている。ドタバタ劇だが舞台の設定の妙で見せる。つまらないわけではないのに寝落ちする。折を見てまたいつか。
最後は、井上雄彦監督『THE FIRST SLAM DUNK』。漫画のアニメ化。ずいぶん老けた高校生たちだなと思いながら、でも構成は原作者ならでは。『ハイキュー‼』といい球モノのスポーツアニメはこの国はおろか世界の子どもたちを部活に駆り立てる。子ども時代の克己とか葛藤を一方の軸にして、対極に球モノならではの美技を散りばめ、全体を群像劇として綾織りにして見せる。現実は、負けて散っていく圧倒的多数の子どもしかいない。彼らこそ主役かと思う。
夕餉は、納豆、ポテトサラダ、春巻き、コロッケ、味噌汁(シジミ・ワカメ)、玄米ご飯、ウィスキー・オンザロック。食後にコーヒー、クッキー。