まさに瀬川瑛子

日射しのち雨と雪。
六時に起きる。
朝餉は、キャベツ、ほうれん草、カボチャ、葱、ハム、竹輪の卵とじ、味噌汁(大根、人参、ジャガイモ、エノキ、葱、油揚げ、豆腐)、トースト、きな粉入りヨーグルト、杜仲茶
女房の出勤日で弁当を。
住宅街の道は溶けて凍った雪の盛大な凸凹に。クルマが飛び跳ねる。
昼餉は、卵とじ、味噌汁、弁当おかずの残り、トースト。
庭の灯籠がいつの間にか姿を消している。積もった雪が消えるのはいつのことだろう。
夕餉は、カニコロッケ、厚揚げ焼き、味噌汁とポークカレーの残り、杜仲茶
書き忘れていたが、NHK囲碁トーナメントで芝野虎丸七段が張栩九段を後手番で退けた一局がもの凄かった。コウ名人と呼ばれる張栩さんと最後の最後までコウ争いを繰り広げて緩まなかった。その前に張栩さんの大石を召し捕るにあたって顔色ひとつ変えなかった。張栩さんはコウでもやられるとは思ってもいなかっただろう。
十八才になったばかりの虎丸七段のずぶずぶの話し声が僕はかなり気に入っている。岸壁のような大局観で緩まず打ち続ける姿とは対極にあるから面白い。なんにせよ指し筋の厳しさは見ていて清々しく、井山裕太七冠の十代の頃が蘇る。厳しさという点で、二人はつながっている。