その割に信頼できない

曇り、小雨。三十三度。
六時に起きる。
朝餉は、唐揚げ、みそ汁(人参、小松菜、豆腐、玉葱)、BLTサンドウィッチ、ミルク、黒酢と蜂蜜のジュース、麦茶。
女房の出勤日でお弁当を。
出社して仕事。小雨だが蒸す。
昼餉は、弁当おかずの残り、玄米ご飯、食パン、ミルク、麦茶。
米ドラマ『Better Call Saul』のシーズン4が始まっている。兄が死んで主人公は口を閉ざしたが、一話目の最後で元上司が兄の死に責任を感じると告白した瞬間に彼は饒舌になる。その潮目が怖い。サイコパスのような病的なものを感じさせつつ、僕らの奥底に眠る邪といっていい気持ちを揺さぶる。どんな善人でも拭いきれないものを柔らかく描き出している。
夕餉は、カボチャと茄子の炒め物、納豆、みそ汁(人参、小松菜、玉葱)、炒飯、赤ワイン、黒酢と蜂蜜のジュース、麦茶。食後に葛まんじゅうと水ようかん。
自分の名字のドットコム・アカウントを持っている。たとえば
tarou@yamada.com
という感じでメールアドレスが作れるようになる。yamada.comの名前の部分を売って商売にしている人が以前はいたものだ。
僕もインターネットが隆盛を極めるはるか前に取得しておいた。早いもの順なので、当時から大企業のアカウントを取得しておいて買い取ってもらおうという思惑が蠢いていた。年間の費用は数ドルだが、何億という人々や企業が同じことをしているわけで、その金はもちろん米国政府に入る。
.comや.jpくらいなら大したことはないが、今ではたくさんのアカウントが作られている。名前を売るだけでけっこうな収入になる。よくインターネットのベースは無料だという人がいるが、接続するために払っている金はどんなメディア代より高額になっている。
インターネットほど金のかかるものはない。貧乏人はのけ者にされる。デジタルデバイドはこの時代のもっとも憂慮すべき格差だと思う。