新品のマスタング!?


くもり、のち雨。
四時半に起きて、十二キロをジョグ。
雨が降るのを心待ちにしていたが、走り終えてずいぶんたってから降りはじめる。外を見ていると、濡れながら気持ちよさそうに走っているオヤジが何人もいる。その気持ちがよくわかるよ。
昼前に、クルマをディーラーに持って行く。幌を叩く雨の音が聞けるのは、このクルマを所有する悦びのひとつかもしれない。一方で、ガスが抜けてしまうエア・コンディショナーの修理は手強そうな気がする。代車はボルボのステーション・ワゴンで、いまとなっては図体がやたらでかいくせに、エンジンが非力でだるい。ま、それが味わいというものだといまは心から思うけれど。
女房と買い物へ。ジョギングのときに着るTシャツやらを女房に買ってもらう。少し早い誕生日プレゼントだ。
夕方、美容院へ。刈り込んでもらいつつ、いつもの会話をマスターと。買い換えるとしたら、どんなクルマがいいかという、世界中の男たちが暇さえあれば床屋でいつ果てるともなく繰り広げている会話なんだろうな。もっとも新しいマスタングがほしいと言ったら、そんなヘンな奴はいませんよ、と笑われる。
それと、北風が吹くと彼の友人のセシウム計が今でもけっこう振れるという。福島の四号炉あたりのむき出しになった燃料棒やら、ほんとうのところはどうなっているのか誰も知らないからこわいという話しを聞く。だからといって、どうしようもないところがこの話の落ちなのだけれど。