曇り。22度。
7時に起きる。
朝餉は、ヨーグルトと蜂蜜をかけたキウイとバナナ、味噌汁(モヤシ・ネギ・玉葱・人参・油揚げ・豆腐)、レタス・チーズ・ハムのトーストサンドイッチ、アールグレイ。
妻は友人とのランチへ。
ジョギング、7.49キロメートル。
昼餉は、ミルクをかけたシリアル、コーヒー。
ガムは小さく刻んで、米粒くらいのを口に含んで噛むともなしに噛む。
玄米飯も大匙一杯くらいを頬張って、甘くなるまで噛む。パンは小さくちぎって、それが溶けるまで噛む。
味付けは、薄味。もう気づかないくらい隠して。
音楽は、ボリュームを絞る。ベースがベースらしく聞こえるギリギリのところをすこし下回る。
ちいさいもの、わずかなものは、あたりまえのことだが、ちいさくわずかなのだ。ほんのすこしなのである。
わずかなものは、なぜ、わずかでほんのすこしなのか。
ゾウやサイ、キリン、ジャイアントパンダを見たまえ。彼らは植物を主食して、あの巨体になる。
口に含んだものを、日がな一日、はみつづける。
求めているのは、もっともらしい解説とか説明ではない。巷に溢れる、解説とか説明はたぶん、わずかでもほんのすこしでもない。
わずかでも、ほんのすこしでもないものが、わずかでも、ほんのすこしでもないことを説明したり解説するには無理がある。
夕餉は、シリアル、アンパン、ミルク。
妻は、夜に戻る。話し込んで満足そうな顔。
デパートの北海道フェアで妻が買ってきた月寒あんぱん。小さいときに覚えた味より心なしあっさりしている。味噌あんぱんを食べたら、半日くらいは舌に残っていたような。
冷静にならずとも、これは正真正銘の饅頭である。昔はあんぱんだと信じていただろうか。いやいや。
月寒がかんむりに付いたら、なんでもありだと道産子は教えられたか。