現役復帰、もとい……

 

 

 

 

 

 

 

晴れ。17度。

7時に起きる。

朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたリンゴ、キャベツ・ゴーダチーズ・大根・カニカマのサラダ、味噌汁(ネギ・大根の葉・玉葱・人参・サツマイモ・豆腐)、バタートースト、アールグレイ。

本が届く。小林秀雄著『小林秀雄全作品〈別巻1〉感想(上)』(新潮社)。

あれこれ悩んで、挙句に注文した。5年にわたってベルグソンを書き連ねたすえに脱稿できず、晩年に出版を禁じたその未完の原稿について、版元の姿勢を問う読書家は後を断たない。小林が禁じたのだから、それを尊重して読まない、という人を偉いなぁと思いつつ、僕は我慢を知らないデバカメである。

言い訳をすれば、それは、ベルグソンを思えばこそ。ベルグソンに咎はない。

ジョギング、12.53キロメートル。いつものコースを逆走して、ちょっと付け足しもして。

夕餉は、納豆、中華の野菜炒め、焼いた塩サバ、味噌汁(キャベツ・ネギ・小松菜・大根・人参・玉葱・油揚げ・豆腐)、玄米ごはん、赤ワイン。食後にビスケット。

Appleがβ版OSのセキュリティアップデートをリリース。

いつだったか、若い頃に妻と金沢を訪れた。どこぞの陶器店で求めた大樋焼の湯呑み。ながいあいだ棚に眠っていたその湯呑みをまた手の内で撫でまわしている。焙じ茶、紅茶、ルイボスティー、チャイティー……、今度は堰を切ったように使っている。