モラトリアム、あるいは思考停止のこと

 

 

 

 

 

 

 

 

曇り、のち晴れ。13度。

7時に起きる。

朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたリンゴとバナナ、キャベツ・大根・竹輪・カニカマのサラダ、味噌汁(大根・玉葱・キャベツ・人参・ネギ・油揚げ・豆腐)、レタスと卵焼きのトーストサンドイッチ、アールグレイ。食後にチャイティー。

妻は、昔懇意にしていた劇団の舞台を観に。夕方に戻る。

昼餉は、ピザパン、甘酒。

ジョギング、10.01キロメートル。Garminのバッテリーがいよいよ寿命らしい。最後の最後に電源が切れてしまった。

電源といえば……ドイツは天然資源の多くをロシアに頼ってきたが、フランスから買っている電気の依存度が増しているらしい。フランスの電気は原子力発電だ。

自国のは廃炉にしても、他国であればよしとする。いつも思うけれど、ドイツという国のロジックは昔から変わらない。

この国は風力や水力(波力)、地熱に太陽光とまだ十分に育っていない発電に腰を据えて投資していると思えない。共有しようにも、切迫感が伝わらない。

それまでの間、原子力を使ってしのぐことさえ思考停止している人がたくさんいる。

電気料金の請求書が問題になっているのは、原子力発電所が止まっている地域だが、その中にあって関西と九州だけ値上げしないのは宜なるかなではある。

同じ税金を使うなら、家計に補助金を払う前にモラトリアムについて考えなければいけない。同じ補助金でも、一時凌ぎと投資とでは未来が違う。

夕餉は、納豆、ごぼうのきんぴら、焼き鮭、味噌汁(蓮根・大根・玉葱・人参・油揚げ・キャベツ・豆腐)、鶏ひき肉・豆腐・レタスの中華丼、赤ワイン。食後に小豆団子、白湯。