曇り、夜に雨。16度。
７時に起きる。
朝餉は、抜き。コーヒーとかりんとう。
妻は、追加の大腸検査へ。下剤で腸を空っぽにして出かける。
大腸に見つかった小さなポリープをその場で切除したとのこと。よく見つかる類いのものらしい。人間ドックで提出した便に潜血が認められたことによる検査だが、40代の僕は潜血ならずっと出ていた。
肛門から入れたカメラを医者と見ながら腸の様子を観察できるらしい。その様子を妻は楽しそうに語る。
組織検査の結果は２週間後くらいに出る。
昼餉は、大根と玉葱のポタージュ、全粒粉の食パン。妻は丸一日くらい食べ物を控えていたので、旨そうに啜る。
macOSからチャタリングの元凶になっているKarabiner-Elementsを削除。キーバインドの設定で助けられてきたのだが。なにかを入出力に噛ませるとろくなことにならない。そんなこと、わかっているけれど……。歳をとると精神衛生こそすべて、という感じになってくる。
夕餉は、湯豆腐、鮭と卵の雑炊、ウィスキー・オンザロック、コーヒー、ルイボスティ。食後に歌舞伎揚、ワカサイモ。
東京医科歯科大と東工大の学長が再来年の経営統合を決めるに至った経緯をじっくり語るBSのプライムニュース。研究主体の国立大学が抱えるあれこれをうかがい知る。この国の過去30年に果たしてきた東工大のこと思うと忸怩たるものがあると学長が語る。殖産に寄与するをもって学際の本分とする――そのことを研究者は支えにしてきたのだろうと思う。統合はさまざまな軋轢を生むことだろう。それを乗り越える覚悟と、まったく新しい文化を創造する覚悟。ふたりの学長は笑顔のうちにその想いを秘めているように見える。
