人を選ぶという仕事

 

 

 

 

 

 

 

晴れ。18度。

7時に起きる。

朝餉は、大根・カボチャ・竹輪・人参の煮物、バタートースト、バナナとリンゴ、豆乳、柿と羊羹。食後にコーヒー。

妻は、先だって他界した茶道の友を偲ぶランチへ。夕方に戻る。

NHKの将棋と囲碁トーナメント。

将棋の戸辺誠7段はうるさいだけで解説になっていない。AIの差し手に対する評価も曖昧だ。将棋指しの解説は一部のタイトルホルダー経験者しか適任がいない。深刻だ。

囲碁は、井山裕太名人と張栩9段の対局に一力遼NHK杯の解説。こちらは、対局も解説も素晴らしかった。ことごとく的中する一力さんの予想手。AIの予想手への分析も見事だった。張栩さんが中押し勝ち。

ジョギング、10.28キロメートル。

MLBのワールドシリーズ1、2戦を実況するアナウンサーが無惨だ。投手の球種さえわかっていない。シーズン中の数字を織り交ぜた選手の素描もできない。画面を見て、語っているだけだ。解説者が呆れて、口を開こうとしない。素晴らしいアナウンサーは他にいるのに、NHKは起用しない。残念だ。

解説とか中継の人選はプロデューサーとかディレクターの役目だろうか。役職者らしい眼力がないらしい。無惨だ。

一人の夕餉は、即席カップ麺と玄米ご飯、ウィスキー・オンザロック。

日本シリーズは、大阪バッファローズが勝った。26年ぶりのこと。とても見応えのあるシリーズだった。

人選ほど悩ましい仕事はない。物事の9割はそれに依っている。ちょっと大げさだが、それくらいの気持ちでやることだと思う。

いい加減なことは、だいたい見抜かれることになっている。