神さまは何人いる?

 

 

 

 

 

 

 

曇り、のち晴れ。25度。

7時に起きる。

朝餉は、ヨーグルトと蜂蜜をかけたリンゴ、コーヒー。

 

カプシチンスキ著『黒檀』より抜粋――

 

「以前ならば、戦士が持つのは槍や弓矢だったから、戦闘となっても、死者はせいぜい数人どまり、残りは降参するか、逃げ出した。現在はそれでは済まない」アルベルト師は話す。「素っ裸の男たちの姿は変わらない、だが、いまでは自動小銃で武装している。即座に発砲、相手を皆殺しにし、おまけに村に向けて手榴弾を投げるから、死者が増す。部族間の葛藤自体は何百年も不変とはいえ、犠牲者の数は比較にならない」それから彼は、話をこう締めくくった。「現代文明の恩恵は、ここには届かない。電気も電話も、ましてテレビなどない。自動小銃だけがやってきた」

 こんどは宣教師らに僕から質問。あなたがたのお仕事は? 布教で困るのはどんな点?

「実に難しい地方でしてね」とヨハン師が言う。「現地の人たちに訊かれるのは、おまえたちの宗教には神さまが何人いるか、とか、牛のための特別な神さまはいないのか、とかそんなことです。神はただひとりと返事すると、がっかりした顔をする。おれたちの信仰の方がずっといい、なにしろ、牛をお守り下さる特別な神さまがいるんだから――と、こうですよ。なによりも牛が大事なのです」

 

昼餉は、玉葱・ピーマン・ビアハムをのせたピザトースト、ミルク・豆乳。

ジョギング、10.61キロメートル。

夕餉は、厚揚げと小松菜の煮浸し、カボチャの甘煮、キャベツ・玉葱・人参・ウィンナーソーセージの卵とじ、味噌汁(玉葱・人参・厚揚げ・豆腐・小松菜)、玄米ご飯、ウィスキー・オンザロック。食後にアイスクリーム。

妻は、深夜の高速バスに乗って名古屋、東海道線で米原へ。駅まで見送る。戻りは来週半ば。