曇り、日差しあり。30度。
5時に起きる。
部屋を掃除して、荷物をまとめる。
7時前に家を出て、妻と駅へ。
青春18きっぷ、東海道線ほぼ各駅停車の旅。快速を使ったのは豊橋まで。
朝餉は、豊橋の喫茶店でモーニング。キャベツとポテトのサラダ、クロワッサンのパストラミサンドイッチ、アイスコーヒー。食後に抹茶餡のロールどら焼きを車中で。
熱海で降りて海岸まで歩く。妻のリクエストで。女はある日、急に寛一お宮を目指すものなのかしら。
所ジョージさんが甥っ子だかの結婚式で祝辞を述べたそうな。
家庭における男の仕事はただ一点のみ――、
機嫌を取ること。
けだし名言である。自分を中心に回っているとはゆめゆめ思うことなかれ。家族が笑顔で暮らせる。男子たるもの、その一事に腐心すべしという。たどり着いた諦観の清廉なこと。
だから、どんなに暑かろうが、海水浴客で賑わう海岸を一瞥するだけのために急坂を降りて登って汗だくになろうが、そんなだからどの店も満席で、思うに任せられなかろうが文句を言うなかれ。
川崎で南武線に乗り換えたのも妻のリクエスト。武蔵野線を経由して家にたどり着く。
なんだかんだの12時間ではあった。
夕餉は、駅前の定食屋で餃子と冷やし中華。駅の休憩コーナーで冷たいミルク紅茶と小豆餡のロールどら焼き。
MacBook Airの調子がずっと悪い。macOS Venturaのパブリックベータに悩まされ続けている。OSのインストールをアプローチを変えて試みるも改善は見られず。
妻はソファで眠っていた。
所ジョージさんは、自分の家族がいる前で語ったらしい。そこが、彼らしい。ちゃっかりアピールすることも忘れない。憎めない人なんである。