妻、戻る

 

 

 

 

 

 

晴れたり曇ったり。8度。

7時に起きる。

朝餉は、味噌汁の残りで雑煮。

米原駅へ妻を迎えに。人出は心なし少ないような。

帰ってから、土産の赤福を頬張りながら旅の話を聞く。

クルマで彦根へ。マクドナルドでハンバーガー、コーヒー。2階の屋根について二人してあれこれと。3月にはこの家を解体する予定だが、そのことを察知したかのよう。買い替えを決めたクルマもそうだ。それまでの頑張りから解き放たれたように壊れ出す。

軒が曲がり、ズレ落ちそうな瓦の状態を見て、妻はようやく諦めがついたような。彼女はまだ住める、と思っていたのだ。

スーパーにクルマを駐めて、湖岸そばの物件まで試しに歩いてみる。

本屋へ。又甥の誕生祝いを探しに。

近江図書館へ。予約した本を受け取る。岡本祐一朗著『フランス現代思想史』(中公新書)、内田樹著『寝ながら学べる構造主義』(文春新書)。

夕餉は、納豆、大根・南瓜・筍・蒲鉾の煮物、餃子、味噌汁(玉葱・人参・サツマイモ・油揚げ・豆腐・小松菜)、ご飯、焙じ茶、赤福。