キクユ族と日本人

 

 

 

 

 

 

 

雨、のち晴れ。17度。強風。

8時に起きる。

コーヒー。

晩秋から初冬へ、一日で様相が変わる。

『アフリカの日々』より抜粋——

 

(前略)キクユ族はマサイ族のように隷属に耐えず死をえらぶことはないし、ソマリ族のように、傷つけられ、だまされ、軽んじられた場合、運命に挑戦することもない。異国の神とも親しみ、とらわれの境遇にも耐えてきた。キクユ族は、自分を虐待する人びととのかかわりのなかで、いっぷうかわった自分らしさの感覚をつちかってきた。虐待者たちの利益と特権は、虐待される側である自分たちなしには成立しないというからくりに気づいていた。奴隷狩りと奴隷売買での主役は、その商品である自分たちなのだ。血と涙にぬれた長いとらわれの旅のなかで、この羊のようにおとなしい人びとは暗くしめりがちな心のなかで、切りつめて単純化した哲学を考案し、羊飼いや犬どもをそうたいしたものとはとらないことにした。

 

キクユ族を描いたこのくだりには、どこか日本人の姿も見え隠れする。なぜだろう、と思いつつ。

昼餉は、柿を4個ほど。まだ50個はありそう。

早い夕餉は、大根の皮と人参のきんぴら、味噌汁(大根・玉葱・人参・油揚げ・豆腐・葱)、ポークカレーの残り、ウイスキーオンザロック。食後に柿。

GarminForeAthlete用の交換ベルトが届く。ボロボロ剥落する欠片からの解放。新しいシリコンベルトはとても柔らかい。

620Jは使い始めて8年くらい。最新モデルは心拍計が付いている。心臓に負荷をかけない走りになった僕には無用の長物だ。