なにも象徴していない

 

 

 

 

 

 

 

晴れ。19度。

7時に起きる。

コーヒー。

朝餉は、ポテトサラダ、カボチャのいとこ煮、厚揚げ・ナス・ピーマンの甘辛炒め、味噌汁(玉葱・二十日大根・人参・シメジ・油揚げ・豆腐・ネギ)、サツマイモご飯。

時計の革バンドが届く。今度のはどれくらい保つだろうと思いながら、ピンを外してDバックルに新しい革バンドを付ける。届いたばかりの革は言うことを聞かず、ピンと伸びきろうとする。少しずつ手首に合わせて曲げ癖をつけるのに何日かかかる。

革バンドはいつからか中国が席巻していて、品質はずいぶん良くなったように見えるのだが、数年するとガクンと膝から崩れ落ちるように革が剥がれてしまう。

英国製のコードバンを使った国産品になると、中国製が4本以上買える。1本と4本の寿命は同じか、4本を取っ替え引っ換えする方が長く使えるかもしれない。そんな計算をしてしまう時点で、コードバンを身につける資格はなくなってしまう。そういうときに、歳の取り方を間違えたと思う。

この季節になると、左の肩の骨を覆っている皮膚が緩んできて、どうかした拍子に皮膚を破って体液が滲んでくる。右の肩甲骨を折った数年後に今度は左の肩甲骨を折った。どちらも自転車に乗っていて倒れた時だった。

今となってはなぜかわからないのだが、右を折った時は接骨院へ最初だけ行って、それからあとは自分で治した。1年ほどは痛みに耐えていた。骨はなんとかくっついたが、いびつにつながっている。左は外科にかかって手術でつなげた。数カ月して骨を繋いでいた針金を外してもらったのだが、それからずっと調子が悪い。元に戻らないばかりか、体液のようなものが滲んでくる。

自分で治した右は、形こそ悪いけれど後遺症はない。たまたまなのだろうが革ベルトといい、そういう対比がなにかを象徴しているような気になるのはなぜだろう。

妻と彦根の仏壇屋へ。仏壇引き取りの見積もりを聞きに。新しい仏壇も下調べ。安くても一点物しかないのは老舗らしい。

スターバックスでソイラテ。

夕餉は、カボチャのいとこ煮、麻婆茄子、味噌汁(玉葱・二十日大根・人参・シメジ・油揚げ・豆腐・ネギ)、サツマイモご飯、ウイスキーオンザロック。食後に抹茶二服、和生菓子。

 

 

 

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