曇り、ぱらつく。30度。
6時に起きる。
アイスコーヒー。
本を求める。カロリーナ・コルホネン著、柳澤はるか訳『マッティは今日も憂鬱 フィンランド人の不思議(原題:Finnish Nightmares)』(方丈社)、スティーヴン・デイヴィス著、大橋悦子訳『ボブ・マーリー レゲエの伝説(原題:Bob Marley)』(晶文社)。
1冊目は、フィンランド人の著者がフィンランド人を語っているベストセラーの絵本。同国ではフィンランド人あるあるで話題になった。この絵本によって、同じ思いで暮らしていることに気づかされたという。気づくのがちょっと遅いと思うのは、こういうことに敏感な国の人々だが、その奥手ぶりがいかにもフィンランド人だという指摘もある。
そして驚くなかれ、描かれていたのは世界中の少しだけナイーブなすべてのヒトについてだったことが明らかになるのに時間はかからなかった。
そのほんのりとした内省は、ナイーブに国境のないことを教えてくれる。
同時に文化人類学が、一方では、差異ではなく同化の研究であることを示唆している。
昼餉は、レタス・チーズ・バター・マヨネーズ・クレイジーソルトを挟んだ全粒粉パン、ミルク、アイスコーヒー。
ジョギング、5.81キロメートル。
妻は、相続する土地のことで義姉や近隣の人と話し合いに。家の解体の見積もりもお願いした。やればできるじゃないか、と言いそうになって、代わりに、偉いなぁと何度も。
ほんとにそう思う。
夕餉は、冷奴、トマト・レタス・キュウリ・パプリカのサラダ、手羽先の唐揚げ、稲荷寿司、赤ワイン、冷たいほうじ茶、アイスコーヒー。