交錯する、あちらとこちら

 

雨、のち曇り。7度。

7時に起きる。

朝餉は、キャベツを添えたハム・卵焼き、コンソメスープ(玉ねぎ・人参・キャベツ)、卵のロールパン。食後にコーヒー。

長浜の美容院へ。襟足から刈り上げてもらい、てっぺんは透いてカット。

本を求める。ローレン・グロフ著、光野多恵子訳『丸い地球のどこかの曲がり角で(原題:Florida)』(河出書房新社)。

昼餉は、スーパーで買い求めた赤飯のおにぎり、焙じ茶。

物件サイトで見つけておいた彦根の南に建つリノベーション物件を妻と内覧。オークの無垢の床が印象的で、おおらかなデザイン。細かいところにセンスが光っている。

外溝は手付かずで、家の周辺が侘しいのは南彦根らしい。1時間があっという間に過ぎる。妻と家のまわりをぐるっと。敷地に紅白の梅、椿が咲いている。

夕餉は、惣菜で求めたコロッケ・イワシのフライ、味噌汁(人参・玉ねぎ・キャベツ・カニカマ・油揚げ・豆腐)、ご飯、冷酒。食後に紅茶、温泉饅頭。

ダメだと思う家はすぐわかる。なぜそう思うのか。それを自問するのが大切らしい。感覚的なものを理屈であらわす。嗜好を顕在化させるのは、自分とあらためて対峙するようなものか。

良いのか、ダメなのか、すぐわからない。これが、悩ましい。逆に言えば、こちらが判断できない状態に陥ることを、あちらは想像できていない。ひょっとして、それでもいいと思っているのか。どちらでもかまわないけれど、住宅販売は、売り手と買い手の思惑が噛み合っていないことが多い。

陽が落ちてから冷え込む。

寒くたって、好きな家なら我慢もできよう。

 

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