まだマシだ

 

晴れ、夜に雪。5度。

7時に起きる。

朝餉は、キャベツ・コーン・ツナ・茹で卵のサラダ、卯の花煮、味噌汁(人参・玉ねぎ・あおさ・油揚げ・豆腐・キャベツ)、トースト、バナナとりんごのヨーグルトがけ。食後に紅茶。

天気予報より先に体がわかっている。ざわざわというより、深としてうずくまるのだ。

雪虫が舞うように最初の雪がちらほらしだすと、うずくまった体が、さらに沈み込んでいく。

昼餉は、マクドナルドでチーズバーガー、フレンチフライ、コーヒー。

妻と彦根へ。義母の家を建て替えるとしたら、という前提で建築家がスケッチ提案をすることに。質問シートをもらって帰る。

夕餉は、卯の花煮、鯖の味噌煮、味噌汁(人参・玉ねぎ・白菜・油揚げ・豆腐)、ご飯。食後に紅茶。

寒さも雪も、これからが本番。

義母の家は冷え込む。妻の足先に霜焼けができるほどに。慣れてくるわけではないが、少しずつ高望みする気持ちが消えていく。奪われるというのは、容赦のないことだ。

すりガラスの向こうに淡くて重たそうな雪が斜めに流れていく。

はねてもはねても、雪が積もる人々のことを思う。