なにがわかっていないのか、という自覚

 

曇り。6度。

7時に起きる。

朝餉は、キャベツ・パプリカ・コーン・カニカマのサラダ、味噌汁(大根・人参・シメジ・油揚げ・豆腐・ネギ)、ポテトサラダのサンドイッチ、リンゴ。食後にコーヒー。

幸せな国とか、エネルギー変換効率とか、速いとか、優れているとか、所得とか。番付をするとわかりやすい。

大昔から、番付は市井の話題に供されてきた。なにかを説得するときとか、不平を抑え込むとか、有無を言わさないとか、手っ取り早く前へ進む際にも使われる。

順位からこぼれ落ちている議論が、実は議論ではとても必要なことが多い。何事も、そうだ。

病院数は世界一だと言われる。ベッド数もそうらしい。だが医者の数は違う。従事者の数も違う。

乖離は検証されない。不思議なことだと思う。

昼餉は、妻の作った煮麺、コーヒー。

本を借りる。デニス・ルヘイン著、加賀山拓朗訳『過ぎ去りし世界(原題:World Gone By)』(ハヤカワポケットミステリー)、メイ・サートン著、武田尚子訳『海辺の家(原題:The House By The Sea)』(みすず書房)。

本を求める。手塚治虫著『アドルフに告ぐ 1、2巻』(文春文庫)、浦沢直樹著『夢印』(小学館)、浦沢直樹著『Billy Bat 1~7巻』(講談社)。

夕餉は、鶏団子のキムチ鍋、玄米ご飯。食後にロールケーキ、白湯。

米国大統領は2回目の弾劾決議に晒されている。暴動を扇動したからだ。議会になだれ込んだ市民は、彼に投票した7000万人の一握りだが、メディアは大統領のとんでもなさを何度も報じている。なぜ7000万人が支持しているのか。その点を明らかにしないままだ。

リベラルなメディアは、野党と同じでヒステリックなまま同じトーンを続けている。

検証するための調査をやっているフシもない。その不勉強さが、怖い。約半数の国民が支持している。その闇を調べずに、何かをわかったつもりになっているのはとても不可思議だ。