吹き抜ける風

 

雨、降ったり止んだり。6度。

7時に起きる。

朝餉は、きんぴら、レタス・パプリカ・コーン・大根のサラダ、目玉焼き、ポトフの残り、ご飯、リンゴとバナナ。食後にコーヒー。

彦根の大手門近くを歩く。

そこはかとなく侘しい風情。そう感じるわけを追いかけていると、街がどんどん遠ざかっていく。

昼餉は、苺のショートケーキ、カフェオレ、フレンチフライ。

ウールの靴下を求める。履いているのは、踵から穴があく。歩くのが遅かったり、靴のサイズが大きいとそういう傾向になるらしい。

帰りに、家からいちばん近いモデルハウスへ寄る。2人して高断熱の家を見学。換気と排気の微妙な違い。シックハウスの建材と自然素材の壁。あれこれ見せてもらう。

夕餉は、餅を入れた鯛の団子の常夜鍋。食後にコーヒー、ショートケーキ。

僕らの昔は、闇雲にクリスマスだった。有無を言わさぬクリスマス。なぜか、怖かったのを覚えている。異論を挟ませない、そんな空気が漂っていた。

今はどうなのだろう。街にその印を見つけるのはむずかしくなったが。

感染者数が、日を追うごとに記録を塗り替えている。

 

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