曇り、のち晴れ。8度。
7時に起きる。
朝餉は、いとこ煮、大根・厚揚げ・人参の煮物、味噌汁(ほうれん草・大根・人参・油揚げ・豆腐)、ご飯。食後にコーヒー。
Big Surの11.2β1をインストールしてからFilcoのMajestouchでcommandキーを認識しなくなった。Karabiner-Elementsで対処するというよりOS側の問題かと思うけれど。
黒豆を求めて道の駅巡りに妻を誘う。北へ向かうと、10センチほど雪が残っている。
昼餉は、伊吹山麓の蕎麦屋でかけ蕎麦。
山の麓の小さな文房具屋が春まで休業とのこと。そばまで行って、ホームページを見てがっかり。毎年のことなのか。新参者はちょっと不安になる。手捏ねの陶器に出会う愉しみが、宙に浮いている。
15年以上前に求めたPatagoniaのR1やR2を着続けている。ミッドレイヤーの名作は、基本的な素材とかデザインが変わらない。R1のプルオーバーの安定感は、この40年という時間の蓄積に依っている。
Pagoniaの創設者であるイヴォン・シュイナードがPolartec社と巡り合わなければ今のPolartec信仰はなかったかもしれないし、Patagoniaの品質はどこかで潰えていたかもしれない。
ずっと作り続けられているのは、今もなおサーモコントロールの傑作だからにほかならない。2990円のフリースには真似できない時間を纏う。暖かさの本質には、寄せる信頼感も寄与している。
PatagoniaもPolartecも、ひょっとしたら巡り合わなかったかもしれない。そうであったとしても、どちらも生き残って今に続いていたことと思う。
2つの会社の芯は、R1に首を通せばわかる。
夕餉は、妻の作ったほうとう鍋。